「桜を見る会」の問題が今なぜ騒がれているのか? 発端はいつ頃

桜① 政治・経済関連

『桜を見る会』の参加者問題が、マスメディアを賑わせています。

立憲民主党などの野党は、この問題をとおして、安倍首相に攻勢をかけていきたいようです。

『桜を見る会』がいつ頃から始まったのかは、別の記事に書きましたので、そちらを見てください。

    【「桜を見る会」はいつからはじまった?

当たり前の話ですが、『桜を見る会』というくらいですから、東京で開催されたのは3月下旬から4月上旬のことでしょう。

実際、2019年の『桜を見る会』は、4月13日の土曜日でした。

それから既に半年以上が経っているわけですが、なぜ今この問題が取りざたされているのか、普通に疑問に思ったので、調べてみたいと思います。

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『桜を見る会』問題の発端

1952年から始まった政府主催の『桜を見る会』は、震災後や安全保障上の観点から中止になった年はありましたが、ほぼ継続して開催されてきました。

また繰り返しになりますが、すでに『桜を見る会』開催から半年以上が経っています。

なぜ今、マスメディアで問題が大きく報じられているのか、その火付け役からまず確認してみます。


現時点で野党4党(立憲民主党・国民民主党・共産党・社民党)は、徹底的に追及するかまえです。

【NHK 政治マガジン 2019.11.25】

総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、野党側が追及本部を立ち上げ、ことしの招待者のうち1000人程度が安倍総理大臣からの推薦だったことなどについて、地元の山口県下関市を訪れるなどして調査を進めることになりました。

立憲民主党、国民民主党、共産党など野党側は25日、「桜を見る会」の追及チームの体制を強化して国会議員70人余りからなる「追及本部」を立ち上げ、初会合を開きました。

NHK 政治マガジン

まず、『桜を見る会』の問題を国会で取り上げたのは、共産党の田村智子参議院議員でした。

2019年11月8日の参議院予算委員会でのことです。質問時間の約30分を使って、『桜を見る会』問題に費やしました。

共産党という組織を考えれば、田村智子議員の独断専行で国会質問がされるはずもありません。共産党上層部からの指示があって、質問したことは確実でしょう。

実際、共産党のHPでも、この『桜を見る会』の問題をたびたび取り上げています。


 「安倍首相の後援会員ら数百人 税金で“おもてなし”」(10月21日)

 「『桜を見る会』予算3倍に」(9月26日)

 「首相と『桜を見る会』 参加者も経費も急増」(5月14日)

よく調べてみると、田村智子議員が質問したよりも前の5月に、共産党の宮本徹衆議院議員が決算行政監視委員会で、『桜を見る会』について質問しています。

『桜を見る会』開催からおよそ1カ月後には、共産党の議員が問題提起していたことになります。

なぜ今騒がれているのか?

最初にこの『桜を見る会』のニュースを見たときに、「何で今頃、話題にするんだろう?」と思いました。

しかし共産党に限っていえば、5月から『桜を見る会』の参加人数や経費に対して、問題視していたことになります。

ということは、 マスメディアや野党第一党の立憲民主党が、 5月時点では無視したにもかかわらず、11月の共産党の田村智子議員の予算委員会での質問のタイミングで、この話題に乗ってきたことになります。


『桜を見る会』にはマスメディア関係者も毎年参加していますし、2010年の鳩山政権の『桜を見る会』では、立憲民主党(当時は民主党議員)の議員も、招待者の推薦枠をもらっていました。

それを考えると、『桜を見る会』の問題追及をすると、またブーメランとして、「民主党時代はどうだったんだ!」と言われかねません。

にもかかわらず、立憲民主党を含めた野党4党は、『桜を見る会』問題追及への舵を切りました。

【JCASTニュース 2019.11.16】
今国会では、日米貿易協定が数少ない「対決法案」のひとつ。協定が20年1月発効に向けて衆参両院で承認されるメドが立ったことで、野党は「桜を見る会」問題に注力するとみられる。

JCASTニュース

こういう見方をしているメディアもあります。

立憲民主党では、長期政権となっている安倍政権への攻めどころがなかなかない中、2閣僚が辞任して「今がチャンス」と判断したのかもしれません。


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