久しぶりに田中真紀子氏がテレビ出演したようです。
そこで自民党総裁選について言及し、「(世界の檜舞台に出ていける人)私は1人いると思うが、そのあとの方たちは使い物にならない」と言ったそうです。
名前こそ言わなかったものの、その人物は林芳正議員。
出馬すると言われている12名の自民党国会議員の中で、なぜ林芳正議員なのでしょうか。
田中真紀子氏が林芳正議員を推薦する理由は明確です。
それは田中真紀子氏の父親である田中角栄氏が最高顧問だった木曜クラブ(田中派)に、林芳正議員の父親の林義郎氏(元衆議院議員)が所属していたからです。
しかも田中角栄氏がロッキード事件で失脚した後に田中派が竹下登氏によって分裂した際、田中派の正統な後継として少数派の二階堂グループができました。
その二階堂グループに所属していたのが、林義郎氏です。
要するに議員の資質がどうのこうのは関係なく、田中真紀子氏が林芳正議員を推すのは、父に対する林家の忠誠に対する恩義からです。
論理だてた説明もなく一人のみを殊更推して、他の人物をバッサリ切るのには理由があるのです。
田中真紀子氏はいつもこんな調子です。
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