紀藤正樹弁護士は共産党と関係があるのか 「正体」とまで検索される理由は何?

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旧統一教会の問題で、マスメディアに引っ張りだこの紀藤正樹弁護士に対して、「共産党員なの?」「本当の正体は?」という疑問があるようです。

『紀藤正樹 共産党』と検索もされていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

そのように検索されるということは、何かしらの理由があるはずです。

さっそく確認してみましょう。

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紀藤弁護士は共産党員?

まず結論から言うと、紀藤弁護士が共産党員かどうかはわかりません。

紀藤弁護士自身が「私は共産党員です」と言っているわけではありませんし、共産党の大会に参加している様子なども確認できないからです。

何らかの媒体のインタビューで、紀藤弁護士が思想遍歴について語っているものも見つけことはできません。

ただし、共産党の機関誌『しんぶん赤旗』には、紀藤弁護士を取り上げているこんな記事があります。

しんぶん赤旗 2022.7/27】
日本共産党国会議員団は26日、「旧統一協会問題追及チーム」の第2回会合を開き、旧統一協会の被害に詳しい紀藤正樹弁護士を招いてヒアリングを行いました。

最後に紀藤氏は「(旧統一協会の問題を)他のメディアが取り上げてくれないときに『赤旗』は報じてくれた。
それを知らない人がいることは正直言ってびっくりする。現場で苦労してきた人間からすると感謝の気持ちがある。
私は私の立場でがんばるが、共産党は共産党の立場でぜひがんばっていただきたい」と語りました。

共産党の会合に招いてヒアリングをしているわけですから、紀藤弁護士の活動を、日本共産党が評価し支持しているのがわかります。

なぜ、日本共産党は紀藤弁護士の活動を評価しているのでしょうか。

それは、利害が一致するからです

紀藤弁護士が感謝の思いを伝えた言葉からも、それがわかります。その利害については、後で確認します。

紀藤弁護士のライフワーク

紀藤弁護士は、被害者救済の観点から、一貫して弁護士活動をおこなってきました。

例えば、近未來通信被害対策弁護団団長、神世界被害対策弁護団長、ホームオブハート被害対策弁護団団長、全国安愚楽牧場被害対策弁護団団長など、多くの弁護団の団長を務めています。

そして、旧統一教会の献金・伝道のやり方を特に問題視した『全国霊感商法対策弁護士連絡会』の事務局長代行にも就いています。


紀藤弁護士は、アトニーズマガジンのインタビューで、旧統一教会問題についてこう語っています。

「元信者の話を聞いているうちに、彼らが驚くほど純粋で善良であることがわかってきました。そんな人々が統一協会に入って、“大悪人”みたいなことをするようになる。
平気で嘘をつき、家族を捨て、市民から財産を奪う。
ところが彼らは、それは相手のため、幸せにつながることだと思い込まされている。
決して、利己的な理由で霊感商法をしているわけではないのです。」

「悪徳商法のように、簡単に『正対悪』の図式で割り切れない複雑さ。
信者たちは加害者であると同時に、マインドコントロールの被害者でもある。
そして、本当に悪い人間はその上にいる――。
ここから、こうした巨悪と戦うことが、僕のライフワークとなったのです。」

アトニーズマガジン

私は、紀藤弁護士の人となりを知っているわけではありませんので、『巨悪と戦うことが、僕のライフワーク』という言葉に、どこまで真実味があるか判断はできません。

ただし、紀藤弁護士がそのように公言し、様々な被害者救済の弁護活動してきたことは間違いありません。

紀藤弁護士に言わせれば、その “巨悪” の一つが、旧統一教会ということになるのでしょう。

   『“マインドコントロール”その定義や意味は何か?

日本共産党と統一教会

実は、日本共産党にとって旧統一教会は、積年の恨みを抱えた組織なのです。

旧統一教会の関連団体ということで、今回いくつかの組織の名前がマスメディアで取り上げられました。

その中の一つに、政治団体である『国際勝共連合』があります。名称の由来は、“共産主義に勝つ” という意味です。


国際勝共連合は、1968年に文鮮明氏によって設立されました。

この時代は、世界各国で共産主義信奉者の勢力が拡大している時であり、日本も例外ではありませんでした。

実際、都市圏の首長には左翼が就き、大学では学生(革命)運動が盛んであり、共産主義を学ばないものは、“ノンポリ” とバカにされるような時代でした。

そのような時に「共産主義は間違っている!」と共産主義者に激しく論争を挑んでいったのが、国際勝共連合のメンバーでした。

国際勝共連合メンバーといっても、ほとんどイコール統一教会信徒です。

この頃から、岸信介氏を筆頭に自民党の保守政治家と国際勝共連合の結びつきは、強まっていきました。

なぜかと言えば、当時は共産主義という巨大な共通の敵があったからです。

赤旗にはこんな記事あります。

しんぶん赤旗 2022.7/26】
日本共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で、旧統一協会問題への今後の対応を問われ、「共産党は1970年代以降、(旧)統一協会、国際勝共連合の問題を国会質問でも取り上げ、党員が大学や地域などで被害者の救済も含め全面的に取り組んできた課題だ」と指摘し、「引き続き、国会議員団、地方議員団、党本部、『しんぶん赤旗』のみなさんと力を合わせて、さまざまな角度から追及していきたい」と表明しました。

日本共産党の小池晃書記局長が語っているように、旧統一教会および国際勝共連合は、日本共産党にとって長年の仇敵なのです。


当時、論戦では勝算が見込めない日本共産党は、国際勝共連合のウィークポイントは何かと考えました。

そしてその解答は、統一教会の伝道方法や献金集めに焦点をあて問題視する戦略でした。

『霊感商法』という名称じたい、日本共産党が統一教会攻撃のために命名したものです。

国際勝共連合の存在がなければ、日本共産党がここまで旧統一教会を攻撃することはなかったでしょう。

日本共産党の志位和夫委員長が、「今度は決着つけるまでとことんやりますよ」と、田原総一朗との対談の一部をツイートしているところからも、その思いの強さがわかります。

  『共産党はなぜ嫌われるのか?

日本共産党との共闘

紀藤弁護士と日本共産党の利害が一致したという点が理解できたかと思います。

紹介した赤旗の記事にあるように、霊感商法根絶のために、紀藤弁護士は日本共産党と共闘していくスタンスをとっています。

これが、『紀藤正樹 共産党』と検索される一番の理由だと思われます。


家庭が崩壊するほどの献金を要請する宗教団体は、たしかに異常です。

被害者がいるのであれば、その救済のために一所懸命に活動する弁護士が必要です。

ただ気になるのは、日本共産党と共闘することが、どういったことなのかという紀藤弁護士の認識です。


共産主義思想によって、世界各国で何千万・何百万という国民が殺されてきた歴史の事実があります。

日本共産党は、現在も党の綱領に「共産主義の社会をめざす」と明記しています。その危険性から、公安調査庁から破壊活動防止法の調査対象団体に指定されてもいます。

紀藤弁護士が、そんな基本的なことを知らないはずはありません。

ということは、「そんなことは問題ではない」と言っているのと同じことです。

紀藤弁護士が純粋に、被害者救済のための弁護活動を続けていくのであれば、日本共産党との共闘には一線を画すべきであると、個人的には思います。


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