城内実議員の経歴や派閥をチェック どんな政治家なのか政治信条も確認してみる

城内実1 政治家

安倍首相が辞任し、菅内閣が発足しました。

新閣僚には、5人が就任しています。

個人的に、初入閣するのではないかと思っていたのは、城内実議員でしたが、今回の入閣は見送られました。

城内実議員の経歴や派閥、更には政治信条について、確認してみたいと思います。

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城内実の経歴

城内実議員は、1965年4月19日、東京都新宿区(本籍は父親の実家・浜松市)に生まれました。

開成高等学校、東京大学教養学部国際関係論分科を卒業し、1989年外務省に入省しています。

翌年には在ドイツ日本国大使館勤務を命じられ、帰国後はドイツ語通訳官を務めました。


2002年に外務省を退官し、翌年の11月に、無所属(自民党支援)で衆院選に出馬し、当選を果たします。

選挙区は静岡7区(浜松市、湖西市)で、現在は当選5回目です。

当選5回目とはいっても、城内実議員にとって、決して順風満帆な議員生活ではありませんでした。


2005年の通常国会で、郵政民営化法案の議論がなされました。その際、城内実議員は、採決において反対票を投じたのです。

まだ一年生議員の時です。

これが、当時の小泉純一郎首相の逆鱗に触れることになります。

郵政解散後の2005年9月の衆院選で、城内実議員は、静岡7区での自民党公認をもらえませんでした。更には、同選挙区に自民党の対立候補を立てられ、落選してしまいます。


この結果およそ4年間、城内実議員は浪人生活を送らざるをえませんでした。

城内実議員はその期間、徹底的に地元を回ります。そして、2009年の衆院選では、自民党候補や民主党候補を退け、再選をはたしました。

その後の詳細は省きますが、2012年5月に、自民党に復党します。

2014年9月、第2次安倍改造内閣で外務副大臣に、2018年10月、第4次安倍改造内閣で、環境副大臣に就任しています。

城内実の派閥

城内実議員は現在、派閥に所属していません。

しかし、いわゆる “菅グループ” の一員として、名を連ねています。

派閥に所属していない自民党国会議員が、2019年4月に『令和の会』という、菅議員を囲む勉強会(連絡会)を発足させました。

菅原一秀議員や城内実議員が中心メンバーです。


城内実議員は、国会議員になった当初、清和会(清和政策研究会)に所属していました。

清和会は、岸信介氏、福田赳夫氏の流れを受け、小泉純一郎氏や安倍晋三議員が所属していた派閥です。

たらればを言ったら切りがありませんが、城内実議員が清和会に残っていれば、安倍晋三議員の側近として、もっと早くに初入閣していたと思います。


城内みのるオフィシャルサイト

城内実の政治信条

城内実議員のHPには、『政策・理念』として、このように記されています。

「万民幸福は、私の究極の目標です。そのためには何をすべきか?どんな政策が必要か?いかなるときも国家国民のため信念を貫く政治家であり続けます。」

この文章だけをみれば、政治家が綺麗事を言っていると、感じなくもありません。

しかし実際、2005年の郵政民営化法案採決の際に、正誤はともかく、与党の一員でありながら、城内実議員は反対票を投じて、信念を貫いています。

その結果、選挙区に刺客として自民党候補(片山さつき議員)をたてられ、一度落選してしまうことになるのですが。

城内実議員は他にも、HPでこう書いています。

「10年以上海外で暮らした私の経験から申しますと、幼児期から英語教育を行う前に、日本人としてしっかりとした国語教育、歴史教育を身につけなくては本当の国際人にはなれないと思います。」

「誇り高く、優しく、そして、たくましい日本人を育成するためには『和の精神』や『武士道の精神』をもう一度顧みる必要があります。」

昔から受け継がれてきた日本人の精神を尊び、歴史教育の重要性を認識している政治家は、悲しいことに少数派です。

その中の一人が、城内実議員ということになります。

国会議員は本来、確固たる国家観や歴史観、哲学が思考のベースにあり、その上で政策や施策を考えるべきだと、個人的には思います。


2018年から2019年にかけて、日本と韓国の間で、様々な問題が噴出しました。海上自衛隊の哨戒機へのレーダー照射問題、慰安婦像設置や徴用工訴訟問題などです。

日本でも流石に、政府や国民とも、堪忍袋の緒が切れた状態になりました。

この時、城内実議員は、それまで所属していた日韓議員連盟を退会しています。

その時の弁です。

「日本を標的にした韓国側の相次ぐ挑発に対し、とうとう堪忍袋の緒が切れました。」

「最近の韓国の日本に対する態度は常軌を逸しています。」

「真の友情を育むためには、言うべきことは言わなければなりません。変に遠慮をしたり、黙っていたりすると、逆に双方に不満がたまり、将来に禍根を残すことになるからです。」

雑誌正論掲載論文より

韓国のこのような行為は、まさに日本の国家国民が貶められていると言ってもいいでしょう。

それに対して城内実議員は、議連を退会するという行動で、己の信念を貫いたといえます。


外交官としてのキャリア、外務と環境副大臣の経験、更には菅グループ所属という条件下でも、城内実議員は大臣にはなれませんでした。

もしかすると、最大派閥の清和会に、城内実議員に対するわだかまりがまだ残っていて、その影響があったのかもしれません。

ただ、今後も信念を貫き通し、信頼できる議員仲間の輪を少しずつ拡大していければ、時が必ず、城内実議員を必要とするのではないかと思います。

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