高校野球・夏の甲子園の開会式は時間がどれくらいかかるのか?

スポーツ

※記事は2018年に書いたものですが、2023年も例年通り行われました。

2018年の全国高等学校野球選手権大会が8月5日から開催されます。

例年にない猛暑で、甲子園での大会では、熱中症対策がとくに気がかりです。開会式にはどれくらいの時間がかかるのか、気になる人も多いでしょう。

前日には開会式のリハーサルをおこないました。

【ABCテレビ 2018.8.4】
午前9時に始まったリハーサル。100回記念大会の今年は、史上最多56校が出場します。
記録的な猛暑が続く中、選手たちには大会史上初めて水の入ったペットボトルが配られ、入場後に水分補給の時間が設けられました。

2017年の大会では、先導役のプラカードを持った女子生徒が熱中症で倒れてしまいました。

開会式開始から40分過ぎたあたりでの出来事でした。その教訓が今後の開会式で生かされていることを願います。

夏の甲子園の開会式にかかる時間と、式次第について確認してみましょう。

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開会式式次第

全国高等学校野球選手権大会(開場:甲子園)の式次第は以下の通りです。

  • 開会宣言
  • 選手入場
  • 国旗・大会旗掲揚
  • 開会挨拶(朝日新聞社長)
  • 優勝旗返還
  • お祝いの言葉
  • 励ましの言葉
  • 選手宣誓
  • 大会歌「栄冠は君に輝く」
  • 選手退場
  • 閉会の辞

毎年、開会式の司会を務めるのは、兵庫県の高校生です。

2024年の開会式は、武庫川女子大付高校3年の成相心晴さんと小野高校3年の山口彩葉さんが担当する予定です。閉会式は別の高校生が担当します。

ちなみに、高校生が司会を務めるようになったのは、1997年の第79回大会からでした。

開会式はどれくらいかかる?

全国高等学校野球選手権大会の開会式は、いままでは午前9時から行われていましたが、2024年からは暑さ対策のため30分繰上げして午前8時30分から行われることになりました。

開会式の時間は、どれくらいかかるのでしょうか?
およそ50分強です。

選手の入場行進がおよそ20分と、最も時間がかかります。

挨拶は3名、大会会長である朝日新聞社長、文部科学大臣(もしくは代理)、日本高等学校野球連盟会長です。

一人2~3分弱といった感じで、合計7~8分くらいでしょう。

冒頭でも書いたように、2017年の大会ではプラカードを持った女子生徒が、熱中症で倒れてしまいました。日本高等学校野球連盟会長が挨拶している最中のことでした。

女子生徒は座り込むのではなく、前のめりに倒れています。

野球連盟会長挨拶の後、選手宣誓が終われば退場ということが頭にあって、たぶん必死で耐えていたのでしょう。

冷や汗が出てめまいがしてきた時は、すぐに座りこむよう今後しっかり指導してもらいたいと思います。(下の動画の37:50過ぎに女子生徒が倒れてしまいます)

開会式へのネットの意見

ネットでは、猛暑での開会式や試合に対して、様々な意見が出ていました。

この大会の為に頑張ってきた高校球児たち、まずは開会式が無事に終わることを願います。

2024年度の開会式

コロナ禍を経て通常通りに行われた2023年の開会式でしたが、2024年からは30分繰り上げて行われることになりました。

球児たちや関係者の負担を少しでも軽くして、本番の試合にベストコンディションで望んでほしいと思います。

開会式日時:2024年8月7日(水) 午前8時30分~
場所:甲子園球場  ※第一試合10時~


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