皇室報道へのうんざり感 今後発生する皇位継承問題について考えてみた

世間の話題・雑記

真子さんと小室圭さんが結婚し、渡米してからおよそ9ヵ月が経ちました。

小室圭さんに金銭的な問題があったことは事実です。
また、その説明や対応が国民に対してというより、真子さんの父である秋篠宮殿下に対しても不十分であったことが、秋篠宮殿下のお言葉からも理解できます。

結果として、内親王のご結婚であれば通常執りおこなわれる行事(納采の儀・告期の儀・入第の儀)は一切なく、婚姻届けだけを役所に提出されました。

小室夫妻の渡米によってこの問題も一段落したような雰囲気はありましたが、米国での夫婦生活や小室圭さんの資格取得の問題等、メディアではまだまだ小室夫妻を取材対象としています。

この火種(皇室バッシング)は思った以上に根深く、今後も執拗にぶり返されていくことが予想できます。

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皇室報道へのうんざり感

今回の皇室報道に、うんざりしている人も多いかと思います。

皇室のスキャンダルは視聴率が高いということもあり、テレビのワイドショーでは頻繁にこの問題を取り上げていました。

ここまで真子さんと小室圭さんの問題を取り上げるのには、何らかの “狙い” があるのではと勘ぐってしまいます。

確かに小室親子には、メディアから追及されるような問題はありました。

しかし、この問題を “これ幸い” とメディアが追及していたとの見方もできます。

それは秋篠宮家の問題、すなわち皇位継承問題とリンクさせることができるからです。

今後取り上げられる問題

優等生的なイメージのあった真子さんでしたが、疑惑が拭いきれない小室圭さんとの結婚を貫いたことが、結果として皇室全体にマイナスのイメージを与えてしまいました。

国民の一定数は「一般人になったのだから好き勝手にしたらいい」と思っている反面、小室夫妻に何らかの税金が流れていっているのではないかと勘ぐる人もいます。

秋篠宮家には、まだ佳子内親王と悠仁親王の二人のお子様がいらっしゃいます。

佳子内親王のご結婚

佳子内親王は、1994年12月29日生まれで、現在27歳です。1991年10月生まれの真子さんとは3歳差になります。

学生時代、スキー合宿の写真が流出した以外、ゴシップ報道がなかった真子さんと違って、佳子内親王は何かと世間を騒がせました。

2015年、国際基督教大学の新入生行事「リトリート」に参加した佳子内親王は、バス移動でサービスエリアに寄った際、タンクトップ姿を週刊誌に激写されました。

また、2019年にはダンススクールの発表会では、佳子内親王が“へそ出し”でダンスを踊ったと、雑誌の週刊女性が報じました。

【週刊女性PRIME 2019.10.21】
10月初旬、秋篠宮家の次女・佳子さまは通われているダンススクールが開催した発表会のステージに3年連続で出演された。
今年は第1部で初めてジャズダンスも披露された佳子さま。スローテンポな楽曲に身体をゆだね、ときに大きく足を開いて飛び跳ねる。ただ、そんな佳子さまの足元に注視すると、裸足にはシッカリとテーピングがされており、練習に打ち込んだ形跡があった。

第2部は激しいブレイクダンス! ヒップホップのビートに合わせ、身体でリズムを刻む佳子さま。
短めのトップスからのぞく腹筋は、割れてはいないが普段から鍛えているのが窺えるように引き締まっていた。

週刊女性PRIME

他国の皇室であれば、「それの何が問題なのか」と言われてしまうレベルの話題でしょう。

目がクリッとして愛らしい佳子内親王は、メディアの取材対象として格好の存在です。

いずれの記事でも、そのお姿や振る舞いが、皇室らしからぬと騒ぎたてられました。

そして、“放任教育” という秋篠宮家の教育方針に問題があるのではないかと、秋篠宮殿下批判まで展開されています。

佳子内親王のご結婚やお相手に対しては、真子さん以上に注目されることは間違いありません。
宮内庁の進言や秋篠宮ご夫妻のお言葉を、素直に佳子内親王が受け止めることができるのか、注目されます。

とはいっても、女性皇族の振る舞いが問題視される程度であれば、皇室の根源的な問題にはなりません。

もっとも懸念されるのは、皇室の根底を揺るがしかねない皇位継承の問題です。

悠仁親王皇位継承への世論

悠仁(ひさひと)親王は、2006年9月6日生まれで、15歳になられました。

今は、筑波大学附属高校の1年生です。

現在の皇位継承順位は、第一位が秋篠宮殿下、第二位が悠仁親王、第三位が常陸宮殿下の三方のみとなっています。

一代挟むか挟まないかは別にして、いずれ悠仁親王が天皇に即位されるのは間違いありません。

しかし、ここで揺さぶりをかけてくるであろう問題は、秋篠宮家の血筋が果たして天皇に相応しいのかという問いかけです。

今後、悠仁親王は高校生活を経てやがて大学生、成人となられます。

その過程での言動が取り上げられ、二人の姉以上にマスメディアは、その一挙手一投足に注目し、隙あらば「天皇に相応しいのか?」と問題を投げかけてくるでしょう。

その時に世論が、「あぁ~、やっぱり天皇には愛子様だ」と誘導されかねません。

  『皇位継承はどうなっていくのか?

愛子内親王への女性天皇待望論

愛子内親王は、2001年12月1日生まれ、現在20歳になったばかりです。

学習院大学文学部日本語日本文学科に進学されました。

昨年の12月に20歳になられたことで、すでに成年皇族としてご公務を行われています。最初のご公務は、2022年元日の『新年祝賀の儀』でした。

穏やかな立ち振舞いや学業成績が優秀ということもあって、今上陛下の直接の血を受け継ぐ愛子内親王が、次の天皇になっても良いのではないかという声も聞かれます。


メディアの発達から、皇室の存在が益々身近になりました。

その影響もあってか、“天皇陛下の人格” が、最も天皇陛下たる要件であるかのような認識が広がっているように感じられます。

それももちろん重要な観点かもしれません。

しかしそれ以上に重要な要素は、男系(父系)の血統を受け継いだ男子が天皇なるという点です。

【皇室典範】第一条 
皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。

冒頭で書いたように、“皇室バッシング” はまだ始まったばかりといえます。

親王・内親王の成長と共に、手を変え品を変え今後も “皇室バッシング” が、執拗にマスメディアから発信されてくるでしょう。


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