立憲民主党の北朝鮮への対応にビックリ 朝鮮幼稚園への支援は必要か?

北朝鮮の建物 政治・経済関連

結党時(2017年10月)が支持率のほぼピークだった立憲民主党。

安倍政権の失態が何度かあったにも関わらず、立憲民主党の支持率が急上昇するわけではなく、政権支持率がわずかに下がっただけでした。

なぜ多くの国民は、立憲民主党を信頼しようとしないのでしょうか?

過去の民主党政権の失政を、国民が忘れないからでしょうか。


それもあるでしょうが、自民党政権になってから、もう7年が経とうとしているのですから、いい加減その呪縛から解かれてもよいはずです。

結局、現在の立憲民主党も信頼できないというのが、多くの国民の思いなのかもしれません。

   『立憲民主党の政党支持率はなぜ伸びないのか

Sponsored Link

朝鮮幼稚園を擁護する立憲民主党

その支持率が上がらない理由の一端ともいうべき、こんなことが11月にありました。

【立憲民主党ニュース 2019.11.2】
 ≪すべての幼児に教育保育の権利を!≫

幼児教育無償化の対象から朝鮮幼稚園などが排除されようとしていることに反対し、すべての幼児の教育保育を受ける権利の保障を求める集会が2日午後、日比谷野外音楽堂で開催され、野党各党の代表が連帯のあいさつ行いました。

立憲民主党を代表して文科部会事務局長の初鹿明博衆院議員が参加しあいさつしました。

「保育園は、認可・無認可を問わず、運営基準を満たしていない認可外保育やベビーシッターまで対象になるが、幼稚園では朝鮮幼稚園や各種学校、幼稚園類似施設も対象にならない。こんな不合理はない。すべての幼児が対象になるよう働きかけていきたい」と語りました。

立憲民主党のHPに載っているニュースで、「立憲民主党を代表して~」とありますので、この考えは一応、立憲民主党の総意と考えてよいでしょう。

共産党も同じ意見です。

【しんぶん赤旗電子版 2019.11.3】
10月から始まった保育・幼児教育の「無償化」から朝鮮学校の幼稚園を適用除外したことに抗議する集会が2日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。約4000人が集まり、「すべての幼児に教育・保育の権利を」と声を上げました。

主催は8団体でつくる同集会実行委員会。日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員が集会に出席。日本共産党から宮本徹衆院議員が参加しました。

しんぶん赤旗電子版

日本は、チャイナや北朝鮮と違い、言論・結社の自由が保証された国ですので、政策に抗議するのはかまいません。

それは外国籍の人達でも同様です。

しかし果たして、立憲民主党が言うように、朝鮮学校の幼稚園(幼稚班)を『無償化』適用除外したことは、不合理なことなのでしょうか。

   『立憲民主党は今後どうなる?』

北朝鮮・朝鮮総連傘下の朝鮮学校

北朝鮮は、日本との国交がない状態であり、日本人を拉致したにもかかわらず、2002年に5人を帰国させたのみで、その後、誠意ある対応をしていない国家です。

また、国連安保理決議違反の弾道ミサイル発射を繰り返し、日本海にミサイルを撃ち込んでいます。

   『北朝鮮のミサイル発射 国連決議の何に違反?』


金正恩委員長は、日本の抗議に対して、「安倍は本物の弾道ミサイルが何なのか遠からず、極めて間近で見ることもあり得る」などの恫喝をして、まったく意に介しません。

その北朝鮮本国と密接な関係にあり、日本国内にあって、諜報活動の拠点となっているのが、在日本朝鮮人総聯合会いわゆる『朝鮮総連』です。

更に、その傘下・指導の基にあるのが、朝鮮学校(幼稚園)になります。

今でも金一族を信奉し、『主体思想』を指導的指針として教育をおこなっている教育機関が、朝鮮学校です。


ここまでの事実をおさえた上で、北朝鮮系の教育機関に、日本の税金を投入しようという考えが、私にはわかりません。

立憲民主党では、北朝鮮のミサイル発射に対しては、『暴挙』として非難はしています。

【立憲民主党ニュース 2019.10.2】
<わが国の排他的経済水域内に対する北朝鮮による弾道ミサイル発射について(談話)>立憲民主党 政務調査会長 逢坂誠二

これまでも北朝鮮は、本年5月以降だけでも11回にわたり短距離弾道ミサイル等を発射しており、わが国及び地域の平和と安全を損ねる暴挙であると断ぜざるを得ない。断固抗議し、非難する。
(中略)
こうした事態を踏まえれば、日韓関係の改善が急務であることは付言しておきたい。

立憲民主党の主張は、“それ(ミサイル発射)と、これ(無償化)は別” ということだと思いますが、私は別なことだとは思いません。

もしかすると、立憲民主党にとって、最後の一文が一番言いたいことなのかもしれません。

【関連記事】⇒『「三浦瑠麗は中国のスパイ」と検索される理由は何か

コメント

タイトルとURLをコピーしました